今月のおすすめ

■上沼優二郎のオススメ

【タイトル】Welcome Interstate Managers

【アーティスト】Fountains Of Waine

ワタシからの五月のオススメですがコチラ。Fountains Of Waine の三枚目のアルバムにしたいと思います。五月と言えばだいぶ暖かくなって出掛ける事も多いかと思いますし、新生活にも慣れて来た頃かと思います。ワクワクする事が多いというか。ほら、ゴールデンウィークもあるし。まぁワタシは20歳の頃から今まで飲食、サービス業に従事しておりますのでゴールデンウィークの恩恵は受けた事はありませんが。連休取るのもバンドでツアーをする時くらいです。それはさておき、そんなワクワクするようなグッドメロディー満載のパワーポップなアルバムがコチラです。パワーポップと言えばWeezerですが彼らはいかにもアメリカっていう印象があるんですが(誤解ないように言っておきますが大好きです)、FOW はもっとビートルズやビーチボーイズ的というかメロディとハーモニー命みたいな所が特徴です。あ、ちょっとキンクスっぽい気もしてきた。どのアルバムも基本やってる事は同じなのですがこのアルバムが一番入りやすいと思うのでまずはコチラを聴いてみてくださいな。アナタの楽しい気持ちを更に楽しくしてくれますし、少し悲しい気分のアナタには前向きな気持ちになれるかもしれませんよ。ウダウダ言ってきましたがエバーグリーンなアルバムなので是非聴きましょ!


■もーにんぐしーのオススメ

【タイトル】ZAZEN BOYS Ⅱ
【アーティスト】ZAZEN BOYS

気持ちが忙しい四月が終わってみんなが五月病とか言って憂鬱ぶりだして何言ってんだよこっちは常に憂鬱だよ気取るんじゃねえみたいな私も何様だよって感じだけどよくわからない怒りも湧いてきちゃったりしてあぁもう心なんて一生不安さってそれはまた別の曲だった。ZAZEN BOYSといえばどのアルバムが好きかっていうので意見が分かれるけど私は結局浮気してもⅡに帰ってくる。それはいちばん好きな曲、ユーメイクミーフィールソーバッドが入っているからだ。誰かに対してむかついたとき、このイントロのギターが私の中で鳴っている。向井が二度と会いたくないって、私の代わりに言ってくれる。


■みうらかなのオススメ

【タイトル】The Beautiful Game

【アーティスト】Vulf Peck

まず第一にジャケットがさわやか! 5月の陽気の中、汗をかいて走り出したくなるような気持ちにさせてくれます。このアルバムは、アメリカのファンクな4人組バンド、ヴルフペックが2017 年に発表した作品。インディーズながらすでに日本でも話題になっていたりして、来日が待ち遠しいなぁといったかんじです。私は仕事中のBGM として彼らの曲を聞いていることが多いのですが、これからの半袖シーズン、休日の昼間に散歩しながらルンルンで聞くのもまた良さそう。ぜひに。

The Beautiful Game - リリース情報 - P-VINE, Inc.

<TuxedoミーツJackson 5 !?> ポップさとユニークさ、更にファンキーさを兼ね備えた爽快感満点のサウンドが冴え渡る!ロサンゼルスを拠点に活動する4人組ミニマルファンク・バンド、ヴルフペックがヴァイナルのみでリリースした噂のアルバムが念願の全世界初CD化! 2014年にリリースしたアルバム「Sleepify」はソーシャルサイト上で口コミを集めSpotifyでの再生回数は驚愕の540万回超え!!Suchmos のYONCE による年間ベスト・アルバムにチャート・イン、さらに今年2016 年には世界でも有数の人気フェス「Outside Lands」、「Bonnaroo Music and Arts Festival」、「LOCKN'Festival」などにも出演するなどその注目度の高さは一目瞭然!!ベーシストのジョー・ダート、キーボードのウッディー・ゴス、元My Dear Disco のギタリスト、テオ・カッツマン、鍵盤奏者/ドラマーのジャック・ストラットンによって2011年に結成されたロサンゼルスを拠点に活動する4人組ミニマル・ファンク・バンド Vulfpeck (ヴルフペック)。同年にデビューEP『Mit Peck』を発表し、2015年にはデビュー・アルバム『Thrill Of The Arts』をリリース。そしてKickstarter のキャンペーンを使い2016年にデジタル/ヴァイナルのみでリリースしたのが本アルバム『The Beautiful Game』だ。コラボレーターには、モッキーのバンド・メンバーとしても知られるジョーイ・ドシクや、ノラ・ジョーンズの作品へも参加するギタリストのアダム・レヴィなど卓越したプレイヤーが迎えられた一枚で、アルバムから先行シングル・カットされた切れ味鋭いベースラインにディスコやファンクの要素が飛び交う「Dean Town」を筆頭に、70s風のインスト・ファンク~プリンス直系のポップソングまで、実に様々なサウンドが詰め込まれた遊び心溢れる内容。またSpotifyに「無音アルバム」を登録してツアーの資金を捻出し大きなニュースになるなど、音楽ばかりでなくそのユニークな行動にも注目を集めている。  会社概要 | WHAT IS P-VINE ? | プレスリリース | 採用情報 |

p-vine.jp

■umihayato のオススメ

【タイトル】男はつらいよ

歌:渥美清
作詞:星野哲郎
作曲:山本直純

とかく 西に行きましても

東に行きましても

土地 土地の お兄貴さん
お姐さんに
ごやっかい かけがちになる
若造です
以後 見苦しき面体
お見知りおかれまして
今日こう万端 ひきたって
よろしく おたの申します。

■佐野圭のオススメ

【タイトル】車と雨
【アーティスト】中小企業

中山信一(Illust & MC) と小山秀一郎(Art Direction & Track Make)からなるヒップホップユニット。 “ リラックス” をメインテーマに掲げ活動する。イラスレーターとしても活躍する中山氏のアートワークと、曲の温度感とが結びつくところにも注目。優しくてユーモア溢れるリリックとリラックスしたメロディがクセになる。雨の日の憂鬱感を少しだけ感じるテンポとメロディでありながら、全体的にはポジティブなイメージが浮かんでくる。雨の日が好きな僕も、嫌いなあなたも、雨が降ってきたら聴きたくなる一曲。

■菅原靖之のオススメ

【タイトル】Geography
【アーティスト】Tom Misch

ロンドンのソングライター・プロデューサーであるTom Misch(トム・ミッシュ)のデビューアルバム。この辺の音楽を追っかけている人たちの間では早くも話題沸騰という感じらしいですが、本当に楽曲のクオリティが高くてビビります。Soulection のWhite Labelシリーズへ参加していたりと、ネオソウルとかが好きな人には大ヒット確実の一枚です。ラッパーの「GoldLink」や、レジェンド「DeLa Soul」までfeat. で参加していて、ヒップホッパーでもアガること必至!

■コイデシュンペイのオススメ

【タイトル】ArteFresco
【アーティスト】Sweet William

この企画、毎回新譜縛りで行こうかと思ったのですが諦めました。近年のHIPHOP ブームはすごいですね。僕が中学生くらいの頃にも一回あったような気がします。当時はなんとなく『俺はすげえぞ』的なものが多かったような印象があるのですが、最近はメロウでなんだかちょっぴり切なさ溢れるものが増えてきたような気がしますね。少し暖かくなってきたので、夜の散歩のお供にぜひいかがでしょうか?


■村上大輔のオススメ

【タイトル】YAMADA MAMI 1
【アーティスト】山田 真未

■藤岡なつゆのオススメ

【タイトル】Union Café
【アーティスト】ペンギン・カフェ・オーケストラ

ウィキペディアによると、イギリスの作曲家、ギタリストのサイモン・ジェフスを中心とした楽団で、1967年にブライアン・イーノの主催するオブスキュア・レーベルからデビュー。1997年にサイモン・ジェフスが死去して以来、活動を中止していたが2007年にジェフス没後10周年コンサートが行われた。暖かい日差しの気持ちいい午後から日が暮れる頃に聴いてほしい。そのままうとうと、、どこか異国のレンガ造りの家が並ぶ路地を散歩していたら、あれこんなところでお祭り、いやいやフェスタがやってるわ、といった夢が見られそうな一枚。ぜひ休日に。仕事へ向かう時に聴くと陽気になって酒が飲みたくなるので要注意。


■小野雄大のオススメ

【タイトル】山咲み
【アーティスト】高木正勝

「girls」を代表するように、なんといっても特徴は瑞々しいピアノなのだけれど、このアルバムでは加えてアイヌ民謡やブズーキ、マリンバなどなど様々な民族音楽を取り入れている。村の祝祭を再現、というのはすごいなっとく!コンサートアルバムなのだが、ふざけている様子なども収録されていて、とても楽しそう。自分としては最初に聴いた時に田植えっぽいなーというイメージを持った。五月にはぴったりではなかろうかと。CD に入っていたブックレットにコメントが載っていて、高木さんが山の中で「のびのびおやりよ」と言われた気がしたというエピソードも内容の説得力を増している。聴いて祝って小躍りしようぜ!

DRAGON FRUIT

シンガーソングライター小野雄大が企画するZINE「DRAGON FRUIT」のホームページ。